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社会に出て最も必要な能力。それは「コミュニケーション能力」だと言われています。
『勉強ばっかりしているエリートたちは人と話す時間よりむしろ勉強する時間の方を優先しているから
人と接するのが苦手なんじゃない?』
そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、学校生活の中で感が敢えて見てください。
例えば、生徒会長をする生徒は頭が良いイメージがありますよね?
部活動の部長やクラス長も同じようなイメージです。
更に、とても気さくな人間ほど頭が良いってことよくありませんか?
誰とでも等しく接し、気配りの出来る人間。
それが「人の上に立つ人間」のイメージですよね。
では、「コミュニケーション能力」とはどのような事を言うのでしょうか?
まず、皆様の勘違いを正さないといけません。
コミュニケーション能力とは「人と仲良くする事」や「意思疎通をする事」ではありません。
残念ながら、仲良くしても相手の気持ちは解りませんし、意思疎通なんて余程気が合わない限り出来ません。
コミュニケーション能力というのは、「偏見を持たない客体的対応力」だと考えます。
先程お伝えした「意思疎通する力」は「共感力」であって、相手の話や感情に同意をする事で相手を理解する事です。
確かに、人間は共感してほしい生き物ですが、その後どうするかに関しては相手に合わす事になります。
コミュニケーション能力は「自発的に客観的事実を評価する」ことです。
相手に合わすことより自身の意見を相手の意見を踏まえたうえで発言する事になります。
ですから、共感力を持ったうえで育つ能力といえます。
頭が良い人はコミュニケーション能力に長けています。
それはどのような事から言えるのか?
少々気持ち悪い話なのですが、頭が良い人は周りと観察する癖があります。
周りの人間、広くてクラスの生徒全員が今どこで何をしているのかを把握しようとするのです。
そして、反応や身振り手振りをみて、「どのような事を考えているのか」を予想します。
例えば、女の子3人が楽しそうに話をしている話題をリサーチしたり、一人で黙々と作業をしている生徒は何を考えて行っているのか。
それぞれに対して、ベストな対応を心掛け、自身の中で優先順位をつけて対策をしないといけない場合は策を講じます。
クラスの中で浮いている生徒がいれば、積極的にアプローチして相手を知ろうとする。
クラスが問題児を抱えているならば、何が不満でどうすれば解消されるのかを考える。
そして、これらの行動を正義感が溢れるように起こしません。
目立たないけど、縁の下の力持ち的な人材がコミュニケーション能力の高い人なのかもしれません。
これは社会に出てからも同じことが言えます。
会社の社長が自分勝手に会社を私物化するような人間では企業は成り立ちません。
社長は会社を大きくする人間でもありません。
会社全体の課題を把握し、改善策を役員全体で考え従業員にアウトプットする。
従業員が業務を行う易い環境を整える為に役員を配備し、他企業と連携し、買収・売却をする。
その決定権を持っているのが社長です。
社員に信頼されない社長だと従業員の士気は下がり、やがて倒産へと追い込まれるでしょう。
コミュニケーション能力の高い社長は従業員のモチベーションへとつながり、業績も上がるでしょう。
社長は自分以外の周りに目を向けている人と言えます。
あなたは周りの動きを気にするコミュニケーション能力が高い方がいいですか?
それとも自分中心で物事を判断してしまう低く方でもいい?
勉強は自分の為にする以上に他人の為にしている側面が多いのです。