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2022年 大学入試共通テスト 化学の分析結果をご報告いたします。
解答マーク数33か所に対し、計算問題は11問でした。
センター試験・共通テストでは計算問題が40%程度の出題割合で出題されます。
基本的な計算問題が多いですが確実に得点しておきたいですね。
知識問題は第1問は例年と同様のレベル、第3問の無機化学は頻出のアンモニアソーダ法
が出題されています。つまり、基礎を大切に学習をすることで解ける問題が多かったと
思います。
気になったのは第4問・第5問ですね。
率直に国公立大学2次の基礎レベル程度の問題です。
どちらも有機化学ですが、第4問は構造決定、第5問は有機化学と反応速度の融合問題です。
第4問の構造決定には元素分析を含む問題もありますので、元素分析に慣れておきましょう!
構造ばかりを学習して物質名が解らないと今後は物質名を答える問題が解答の鍵になるかも
しれません。細かい部分にも注目して下さい。
第5問の融合問題はクラッキング、オゾン分解、フェーリング反応、クメン法などなど。
有機化学で登場する実験的反応がどのようなものなのかを知っておくとよいかと思います。
この大問は天然有機物も出題される可能性があります。
同様に、アセタール化、ニヒドリン反応、ビウレット反応、キサントプロテイン反応などの化学
反応も2次試験を意識して学習していてください。
当校の予想平均点は60点です。