皆さん、こんにちは!
お忙しい中、私の拙いブログをお読みいただき大変感謝いたします。
大学受験指導塾STUDY STUDIO 代表の服部 智仁です。
5月に入り、少しずつ温かくなってきましたが雨が降ると少し肌寒い時期です。
風邪をひきやすい時期でもありますので、1枚薄い上着を用意しておくと良いかもしれません。
久し振りの投稿です。
いやはや、本当に申し訳なく思っております…。
「何は話をしたい事はないかなぁ~」と考えていたら気づけば1ヵ月も経っているではないですか!?
ようやくまとまってきましたのでお伝えできればと思います。
タイトル通りです。
今年で理科主要の大学受験指導塾で12年指導しており、大学で物理の教鞭をとって10年になります。
高校教師の教科指導改善も行っております
そんな私も実は高校までは「理科が苦手」だったんです。
誰も信じてくれませんが、嘘を言っても仕方ありませんので本当です(笑)。
そんな私がどうして今では理科を教える立場にあります。
それにはある出会いがあります。
理科といっても、物理はそこそこ出来ていたと思います。
しかしながら、化学は全く解らないし、生物なんて手を付けようと思った事もありませんでした。
定期テストや模試を基準に成績をお伝えするなら、大体こんな点数でした。
物理・・・定期テスト0点~100点/模試90点~100点
化学・・・定期テスト40点~60点/模試40点~50点
生物・・・定期テスト30点~50点
恥ずかしながら、高2の1学期中間テストで物理0点をとった事があります。
試験内容が物理ではなく「有効数字」という化学で問われる内容の試験で海外留学していて習っていなかった私は全く解らず0点となってしまいました・・・。
何だかんだでお世辞にも「理科が出来る生徒」とは言えず、ただ「物理はスゴイ!」と言われていました。
そんな私がSTUDY STUDIOで授業をすると「内容が濃すぎて難しい」とお叱りをうけるのであまり授業はしていません。
私は英語と化学を担当する事が多いです。
「化学、苦手だったんですよね??」と思ってしまいますよね。
実は、それを改善してくれた恩師が私には2人います。
元駿台予備学校講師の石川正明先生と淵野英俊先生です。
私の教え方は石川先生の知識と淵野先生の話術が合わさったようなものです。
当時、私は化学が苦手で担任に相談したら「駿台へ行け」と言われて、言われるまま駿台に入塾しました。
駿台は化学が強いという事を私はしらず「??」を頭に浮かべたままの塾通い。
とりあえず、志望校が大阪大学理学部であったため「スーパー化学」の受講を希望すると試験がありました。
奇跡的にその試験に合格してしまい、私は石川先生の化学を受講する事になりました。
石川先生の化学は魔法のような授業でした。
教えてもらえば解るのに、いざ自分でとなると全く解らなくなってしまうんです。
俗にいうカリスマ講師の授業でした。
ある日、私はどうしても解らない内容があり、担当の石川先生に質問に行きました。
京都大学の問題だったか、理論計算尾問題で手こずってしまいまして・・・。
質問自体はすぐに応じてくれてとても分かりやすかったのですが、その後に石川先生に質問をされたのです。
「化学はどんなふうに勉強しているのだ」と。
私はその時の勉強をノートを使ったりしてありのまま伝えました。
すると、石川先生の逆鱗に触れてしまったのか「化学をなめているのか!?」と激怒され・・・。
そこから解らなくても質問に行けなりました。
化学は苦手科目だったので先に進めば進むほど解らない事が溜まってしまい、どうしても解決しないと先に進めない事態になっていました。
「誰でもいい、化学の先生に何とか質問をしたい!」
その一心で、石川先生のいない曜日に化学の先生に質問しようと講師の方を探しました。
その時にであったのが淵野先生です。
担当していない講座なのに嫌な顔をせず親身に質問に応じてくれました。
その解りやすさから定期講習では淵野先生の講座を受講するようにしていました。
「石川先生に質問に行かないの??」
講師室で話しているとその話になりました。
私は行かなくなった理由を話すと、淵野先生は大声で笑いました。
「あの人なら怒るだろ~なぁ~」
私が「どうしてですか?」と聞いた時のあの言葉が私の人生を変えたと思っています。
「だって、あの人は化学と結婚したい人なんだよ?それだけ愛している化学を苦しそうに質問されたら嫌でしょ。
僕もそうだけど、化学って世界を変えるだけの力を持つ学問なのにそれに夢を見ない学生を石川先生は残念に思ったんだと思うよ。」
そうおっしゃった後、私に1つ質問をされました。
「化学、面白い??」
私は「めっちゃ面白いです!」と答えました。
淵野先生は「そりゃ、あんなに楽しそうに質問してくるもん。初めて会ったときとは天と地の差だ。」と言いまた笑いました。
淵野先生は石川先生の授業がある曜日にもいらしていたので、質問に行った時
「今日は石川先生に質問にいって、今の君を伝えておいで」
言われ、恐る恐る質問に伺いました。
ただ「解らない」ではなく「僕はこのような仮説を立てていくつかの推測を立ててみたらこのような事も起こるんじゃないかなと思うんですよ。このような結論に至るのはどうしてですか?」と具体的に今の自分の考えもしっかり伝えました。
そしたら、石川先生から一言。これは財産です。
「服部君、ものすごく頑張ったんだね」
この瞬間、不覚にも私は泣きそうになってしまいました。
石川先生は自身の考える化学の理論も私に教えてくれて「化学の面白さ」という物を日々実感出来ました。
どれだけ苦手な事でも、たった一人の指導者で世界が変わるかもしれない。
頑張っている姿は誰かが見てくれているし、誰かの心を動かすと信じています。
私はそんな指導者になる事を目標に、日々精進していこうと思います。



