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どうなる!?東京工業大学。

本日はSTUDY STUDIOおホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

2025年から大学入試では様々な事が変化します。
最も大きな変化が「情報Ⅰ・Ⅱ」の共通テストの必須化。
殆どの国公立大学では受験必須教科となり、試験に対する情報のないままの受験ですから合格可能得点率がどの程度なのか不安になります。
その追い風に乗って、あの東京工業大学が2024年10月に「東京科学大学」となります。

東京工業大学と東京医科歯科大学の2強大学が満を持して合併します。
この2大学と言えば「入試問題が難しい」という事で有名な大学です。
難しいのに合格可能得点率は62%とやや高め。合格するのが非常に難しい2大学が合併して1つの大学にあるのですから
1つの不安が頭をよぎります。
「え!?じゃあ、医学部と同じ入試問題を工学部・理学部が解く事になる??」という。
そのことに関してご説明いたします。

大阪市立大大学と大阪府立大が2022年に「大阪公立大学」となった時も同様の不安が生じたと思います。
しかしながら、入試日程や入試問題に大きな変化はありませんでした。
本校が東工大へ赴きお話をお伺いしたところ、「これまでと同等の入試を実施する」というご回答をいただきました。
その内容を詰めてお伺いしたところ、「これまでの受験生大きな格差を生じない為、個々の大学のアドミッションポリシーに適合した人材を確保する為に入試問題を1本化する行為は不適切だと現状では判断している」というものでした。
つまり、「目立った変化はない」という事です。

これまでの入試では、東工大は「英語・物理が難しい」や「数学Ⅲがメイン」、東京医歯大は「数学が奇抜」、「化学が難しい」など、各々の入試を拝見しただけで「求めている人材が異なる」という事が解ります。
しかし、それは高校生の時点での話です。
今後、大学での学業を経ていく中で、AIや医工学の発展が重要視されていく事はすぐに解ると思います。
そういった社会に適応する人材を育成する為の合併であるなら、高校での学力は「客観的評価に対する1つの指標」であるにすぎないと当校は考えております。

大学側が求めているものはいつの時代でも好奇心と客観性ではないでしょうか。
己の好奇心を最大限に引き出して1つの研究を成し遂げられるも者。
また、将来的に世界で必要とされる技術を生みだす為の努力を惜しみなく出来る者。
そういった人材をどの大学も求めていて、最難関大学の2大学ならそれが顕著に表われてしまいます。
それと同時に、最難関だからこそ最高の教育施設と最高の教育を受ける事が出来る事も事実です。
私立大学は「個(人・学校)に対応」する事に対し、国公立大は「公(社会・学校)に対応」しています。
そういった面でやはり国公立大学の凄さを痛感してしまいます。

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