本日はSTUDY STUDIOのご興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。
2024年パリ五輪、皆様はご覧になりましたか?
私はフェンシングとレスリングしか観ることが出来ず、少し残念な気持ちです。
ですが、日本人選手は大健闘!国民の皆様の金メダル獲得予想数は「0~10個」だったにも関わらず、結果は30個。
日本人選手は夏の五輪に弱いという記憶はもう過去の事実なのかもしれません。
そんな歴史的快挙の中にも、沢山のドラマがあった事でしょう。
私の中で印象強く残っているのは柔道の阿部 詩選手と斎藤 立選手の試合後です。
「悔しくって死にそう…」
そんな気持ちを受け取れるくらい号泣していましたよね。
人生の中で「悔しくって死にそう」な想いを出来る事はとても幸せな事です。
負ける事が負けではではありません。負けてもそれを当たり前の様に受け入れる事が負けなのです。
「負けたくないから」「勝ちたいから」
たった1つの想いを胸に人は努力を続けます。
努力は必ずしも報われるわけではありません。
結果が伴わないかもしれない事に対して「無駄な努力」と評価してしまえば…
「やってもどうせあいつに負けるから」
「頑張っても結局、何も変わらないじゃん」
「自分の出来る程度でいいんじゃない??」
という正当な理由が表面化され、やる気を削ぐ原因となってしまいます。
それはどんな人間でも同じだと思います。
昨今では、大学進学が当たり前の時代になりました。
だからこそ本質的な面に問題が生じていると思っています。
「ただ何となく行ける大学へ」
「皆が行くから」
「推薦で行ける大学があるから」
最近の高校生は“負けない試合”をする為にどんどん自分のレベルを下げる行動をとります。
まだこの世に生を授かってたった18年なのに、もう自分の限界を決めて、更にそれより下の価値を自分に与えようとする。
誰だって自分次第で100%輝ける可能性があるのに、それを自らの手で阻もうとする。
それってとても悲しい事だと思いませんか?
このようになってしまうのも一重に「子供任せの教育」を学校も塾もご家庭も行うからです。
中学生・高校生は体は大きくなっても精神面ではまだまだ子供です。
たった15年~18年しか生きていないのに「自分の事を考えろ」と言われても、それが最大の課題だったりもします。
だからこそ、導き手が必要なのにほとんどの大人が他人任せで頼りにならない。
そのような環境で育っているからこそ、大人を信じない様になってしまうのかもしれません。
誰だって輝ける可能性を秘めています。
それが学業なのかスポーツなのか芸術なのか、はたまたもっと特殊な分野なのか。
それは解りませんが、そこに到達する為には必ず強い意志を持った導き手が必要です。
当校は普通の教育機関とは異なります。
それは「子供任せ」にせず、「子供に考えるチャンスを与える」事を教育としている事です。
つまり「結論」を与える訳ではなく「経過・過程」を提供して「一緒に考えていく」という事です。
そして、「自分史上最高の人生」を歩み続ける為に「負け続けて、最後に勝つ」事も1つの教育としています。
スケートボードの堀米雄斗選手をご存知ですか?
パリ五輪代表内定をもらえず、決勝戦も最後の演技まで7位だったのもかかわらず最後は金メダル!
誰もが五輪代表絶望的、代表になってもメダル絶望的だと思ったに違いありません。
でも、彼は金メダルを獲った。
それは一重に「負け続けたから」だと思います。
人間は負けないと自分自身を改善しようとしません。
守るより攻める方が圧倒的に強いんです。
負け続けて窮地に追い込まれてもなお、「諦めない」信念を持っていれば人は「どうすれば勝てるか」を考えます。
それにより、より難易度の高い事に真剣にチャレンジし、「素直さ」という才能が輝きます。
堀米選手は「後がない」状況で「史上最高のパフォーマンス」をしようと考えたのではないでしょうか。
最悪、失敗しても後悔がない様に、でも失敗うぃしないように集中力を高めて。
だから勝てた。
もし彼が失敗せずすんなり代表になっていれば金メダルはなかったかもしれません。
勝ち続ける事も別の意味で大きなプレッシャーがかかります。
私も「合格させ続ける」という事にとても大きなプレッシャーを感じている一人です。
どんな大学でも合格させられる訳ではありませんが、「当校が認定した大学には合格させる」という責任を日々、毎年負い続け、不安と格闘する毎日です。
それが報われるのは「合格」という報告をいただいた瞬間です。
競技選手であれば「勝利」もしくは「優勝」という2文字を勝ち得た瞬間だけではないでしょうか。
不安な時。誰かに頼りたくなるのは当たり前の事です。
でも、自分と真剣に向き合ってくれるパートナーに出会える事は稀な事です。
大手予備校になれば講師はほぼ在籍せず、悩みは教務(学生チューター)に相談するしか出来ない。
「何で違う学部に通っている人に相談しないといけない?」
そんな事を思った事ありますよね。それに加えて、
「私立大学生って殆ど推薦合格で努力してねーじゃん」
と思ったり、はたまた
「解らない問題を質問したら、解説見せても解らないって言われ質問をたらい回しにされた」
というケースはよくある事です。全く失礼極まりありません(怒)。
当校はどんな事でも1つの回答を持ち、時には本人と、時には仲間たちと一緒に考えてベストな選択を出来るようにする環境があります。
私も講師も受験生以上に努力をする事が当たり前だと考えている者ばかりです。
だから、受験生の苦しみも喜びも十二分に解っていますし、それを乗り越える術も経験上理解しています。
AIの実用化や景気低迷が浸透している時代。
こんな時代だからこそ「自分を磨く環境」と「自分史上最高の能力」を身に付ける時ではないでしょうか?
時代が変わっても、君自身の努力は裏切りません。
当校で時代に負けない能力を身に付けましょう!