いつも当校をご支持いただき誠にありがとうございます。
2024年度の合格実績も集まってきました。
実は今年の当校はある事にチャレンジした1年でした。
それは「塾長抜き」です。
どういうことなのか?
今年は三重四日市校の受講生が0名という非常に苦しい事態の1年になりました。
私はその1年を利用して新校舎設立に向けての市場調査や新しい事業の準備に従事しておりました。
京都城陽校では少しずつ生徒数も戻り、私の指導を受けて成長した当校のOB・OGが腕を振るう機会が戻ってきました。
実は、私は密かに懸念していた課題があります。
それは「私以外に当校の理想的な指導が出来る者がいない」という事です。
これは1つの学習塾として大きな問題であり、今後校舎を拡大していくにあたって突き当たる壁にもなると思っています。
そんな中、当校のOB・OG達は私のノウハウを知っている講師陣であり、彼らにチャンスを与える事で新しい何かが見えてくると
考えた私は、ある決断をしました。
「今年の指導はOB・OGだけに任せよう」と。
私はレギュラー授業や講習・合宿テキストの作成と講師陣の教育に専念し、生徒と直接対面するのは9月末の認定テスト後の3者面談のみ。
生徒の指導は主に彼らに任せて、どこまで出来るのかを試してみる必要があると考えました。
今年、私が担当したのは専科の英語のみで、それも毎週木曜日の講座のみです。
もちろん授業はオンラインと対面の併用ですので、オンラインで授業を視察して毎週の講師ミーティングで相談に載ったり講師の指導を行ったりしておりました。
ですが、生徒の指導の主軸は学生講師である私の生徒び任せていました。
信頼していると言ってもやはり不安は残ります。
賢いだけでは適切な受験指導が出来るとは限りません。
それでも、私の意志を理解しそれを形にしようとする彼らの成長は素晴らしいものでした。
そして、彼らはしっかり実績を作ってくれました。
中には私なら受験させないような大学もございます。
ですが、それは「私」だからであり生徒の本意とは異なります。
当校講師は生徒達より少しだけ先輩なだけなので、生徒の気持ちに寄り添い、ベストな決断をしたのではないでしょうか。
3月10日には国公立大学の合格も出揃います。
当校の講師陣の成長も噛みしめながら、合格発表を待ちたいと思います。