本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
お盆も明けて、当校では夏期合宿を無事修了する事が出来ました。
受験生たちには夏期合宿から9月30日に実施される「志望校合格判定テスト」についての話をしています。
そもそも「志望校合格判定テスト」って何なのでしょうか?
当校が最重要視している当校唯一の試験について詳しくご紹介したいと思います。
志望校合格判定テストは当校に在籍する国公立大学合格を目指す全ての受験生が対象となる試験です。
文字通り現段階で受験をしようと考えている国公立大学の合格可能学力に達成しているかを計る試験です。
河合塾や東進などが行っている全国模試とは少し異なります。
最も異なる点は「判定を出さない」という点です。
模擬試験では通常、模擬試験で獲得した得点を過去のデータを併せてA判定~E判定の合格判定を出します。
しかし、当校の判定テイストは「合格か不合格」かにのみ焦点を当てている為、曖昧な判定は出しません。
志望校合格判定テストの試験問題は過去10年間を遡って過去問から出題します。
東大を受験希望だから東大の過去問を10年間遡って出題するのではありません。
東大の過去問は1度出題されればその問題が東大で出題される事はほぼないからです。
しかしながら、良問は東大でも他の大学でも出題される可能はあります。
当校の授業ではそのような「出題されやすい標準問題」、つまり「合否を分ける問題」を扱っています。
その反面、判定テストでは「出題されると手を出さない問題」を出題します。
本試験では「受験生の思考力を最大限審査する」という目的だからです。
試験問題はSSクラス・Sクラス・Aクラス・Bクラスの4つレベルに分けて出題します。
レベルは志望する大学と教科数によって区別しております。
SSクラス・・・「英語・数学・理科2教科+国語(漢文含む)」もしくは「英語・数学・国語(漢文含む)」で受験する大学レベル
Sクラス・・・「英語・数学・理科2教科」もしくは「英語・数学・国語(漢文含まない)」で受験する大学レベル
Aクラス・・・「英語・数学・理科2教科から2教科選択」か「英語+数学or国語(漢文含まない)」で受験する大学レベル
Bクラス・・・小問集合やマーク式など記述以外の問題が出題される大学レベル(東大を除く)
合格判定は学部によって得点率が異なります。
医学部・・・7割 獣医・薬・歯・・・6割 左記以外の理系学部・・・4割
法学部・・・6割 経済学部・・・5割 左記以外の文系学部・・・4割
例えば、名古屋大学の法学部の受験を希望する場合、試験問題のレベルはSSクラスで「英語・数学・国語」で受験いただき6割以上の得点を獲得する事で当校では「合格可能」と判断際せていただきます。
三重大学の工学部ならば、数学と理科1教科が必須ですのでAクラスで4割以上の得点で合格となります。
志望校合格判定テストに合格するとどうなるのでしょうか?
まず、当校認定の生徒として大学合格後、当校の合格実績とさせていただきます。
共通テストで失敗したなどで受験校を変更した場合でも「当校認定の生徒」ですので合格大学は全て実績とさせていただきます。
もし、受験大学に不合格となった場合でも実数に反映します。
認定テストに不合格となった場合、たとえ生徒が国公立大に合格しても当校は実績にしません。
(ただし、私立大学は実績にさせていただきますのでご了承ください。)
東大・京大に限っては、判定テストに合格したにも関わらずどこの大学にも合格しなかった場合、年度コース指導料金を全額返金させていただいております。
(上記2校の医歯薬系学部を除き、私立大学は必ず受験していただきます。東大・京大に不合格になったから返金するのではなく、私立大も含めての全ての大学が不合格であることをご了承ください。)
通常の模擬試験は自分の弱点を補強するため復習が勧められます。
しかし、この試験は解答用紙を返却しませんし、復習する事を勧めしません。
本試験は非常に難しい問題を扱う試験ですので、満足に理解できない問題が多くなります。
受験生が忙しくなる時期にいわゆる超難問に時間をかけられるほど余裕はないと思います。
もし当校が結果を返却すれば自然と復習して貴重な時間を自身を困惑させる時間に費やしてしまう恐れがあります。
その為、返却と復習をお断りさせていただいております。
どうしても復習をしたいという場合は合格者のみ譲歩させていただきます。