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2026年共通テスト 化学の分析結果のご報告。

本日はSTUDY STUDIOのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
2026年共通テストの化学の分析が終了しましたのでご報告させていただきます。

今年のセットはとても取り組みやすい問題でした。
計算問題が少ない様に感じたのと、グラフや図形から考える問題が少なくなり、代わりに言葉の意味が合致する問題が多く出題されていました。後半では目新しい問題が出題されていましたが消去法で取り組めば自ずと正解を導けるような問題でした。
各大問を詳しく分析していきたいと思います。

第1問は物質の構成や状態に関する問題です。
この大問では全部で6題あり、内計算問題が2題。つまり計算問題が4点で他は3点という配点となります。
計算問題以外は基本的な問題で12点をしっかり採りにいくようにしてほしい問題です。
計算問題は相変わらず時間を食う問題ですが、全く解らない問題ではありません。アルコールロケットを題材にした実験問題ですが1つは状態方程式、1つは燃焼反応による温度変化を比較する問題です。2つ目は面倒くさいので時間がかかってしまう様なら飛ばした方がいいですが3分程度はかけてもいい問題なのかなと思います。

第2問は物質の変化に関する問題です。
主に反応速度と平衡に関する問題ですが、前半にエンタルピー(熱)と電気分解の問題が出題されています。
ここも全部で6題で計算問題が2題出題されているので、計算問題が4点で他が3点だと予想できます。
この大問の計算問題はとても簡単な問題なのでしっかり解いて得点を稼いで欲しい問題でした。
計算を毛嫌いしているとこのような問題をミスミス取り逃してしまうので、計算問題はチャレンジして出来なければ諦めるようにしてほしいと思います。
全体的に簡単な問題が出題された大問ですが問4のaは注意が必要です。
緩衝作用をきちんと理解していないと⓻を選択しかねない問題です。
時々、ワナを潜ませた問題を出題してくるので丁寧に考えるように日頃から心がけてください。

第3問は無機化学に関する問題です。
こちらも全部で6題、計算問題2題です。
最後の選択問題以外は全て「誤りを含むもの」を選ぶ問題なので選択肢を全て1度は目を通すようにした方がいいかと思います。
問題のレベルは非常に簡単な内容でした。計算問題も2題目は煩わしいものの他の問題で時間がかからない為、時間をかけて考えて欲しい問題です。

第4問は有機化学に関する問題です。
ここは基本的な知識だけで解ける非常に安易な問題でした。
ただ、緊張しているとヒントから導かれる構造が解らなくなってしまう場合があるので落ち着いて解きましょう。
例えば、問2の「「臭素水を脱色する」は「多重結合があればいい!」という知識はすぐ出てきても「-OH基も反応する」という事を忘れてしまいます。他にも「立体異性体」と聞いて「不斉炭素原子を探せ!」と思いますが、他のも「シスートランス互変異性」も含まれるのを忘れてしまいます。そういう「後で見返せば知っていたのに」が内容に簡単なもんだいほど慎重に解いて欲しいと思います。
あと、最後のアミノ酸のpH値について「タンパク質は水溶液中で双性イオンになる」と解っていればpHが低ければ陽イオン、中和点付近は双性、pHが高ければ陰イオンが最も多く存在する事はすぐに判ります。

第5問は無機物質と有機物質、高分子化合物に関する問題です。
問1は無機物質でクロムとケイ素に関する問題です。知識問題で「誤りを含むもの」を選ぶ問題なので消去法で丁寧に選択肢を読めばすぐに判る平易な問題でです。
問2は合成高分子化合物の問題でイミド結合の問題です。京都大学が近年、2次試験で出題した題材の基本問題で化学反応の基礎過程が解っていればなんてことない問題です。「難しそう」と思いこまずに自分の知識を信じて取り組めば得点に変わる問題も共通テストは多いので
思い込みは禁物です。
問3は有機物質のエステルに関する問題です。aは⓶と⓸に絞るまでは簡単に出来ますがg、Ⅲの「ケトンが得られる」というのが⓶も⓸もいずれもケトンが得られるように見えて自信を持って⓶を選べた受験生は案外少なかったのではないでしょうか。
-OH基が反応しやすいのはそれが結合している炭素原子の腕が全てHなのかもしくは1つがアセチル基なのか、アセチル基の方が反応しやすい事を暗記で理解していると忘れてしまう可能性があります。暗記ではなく化学反応の経路を理解する学習をしていきましょう。
bは計算問題です。体積をVとして濃度を求め計算したとしても答えの4.5が求められず選択肢にある数値にもならないので困惑してしまったのではないででしょうか。弱酸の平衡反応は安易に求められませんので解らなければ無視しても大丈夫です。

当校としては正解してほしい問題の合計点が84点ですので、その7割~8割程度が正解するとして60点が予想平均点とします。
今年は近年稀に見る簡単な年だったので、化学で得点を稼いで得点率を上げてほしいと節に願うばかりです。

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