皆さん、こんにちは!
大学受験指導塾STUDY STUDIOの服部です。
突然ですが、子供達は何故勉強が嫌いになるのか解りますか?
それに関して僕なりに1つの答えを持っています。
それは、「問題を解いて正解をする」事を目的とする「作業」に従事しているからです。
学習は4つのタイプにわけられると思います。
⓵簡単でつまらない事をする。
⓶簡単で楽しい事をする。
⓷難しくてつまらない事をする。
⓸難しくて楽しい事をする。
日本の小・中・高校の殆どが⓵もしくは⓷を主とした指導をしています。
⓵の大きな要因は「計ド」と「漢ド」です。
その問題集が悪いわけではありません。問題なのは「解く事だけに価値を置いている」事です。
「何で計ド・漢ドをするのか」という理由が解らないままただ解いているだけの事が楽しいはずありません。
それをする意味を子供達は知るべきなのですが、それを教える大人がいないのです。
その延長上に中学・高校の「課題」というのが単純な「作業」に該当してしまいます。
課題は半強制的に課されるノルマのようなもので、「やらされている感」が酷く現れます。
誰でも自分のしたくない事はしたくありません。
子供達は「勉強をしたくない」のではなく、「やりたい勉強がない・させてくれない」のではないでしょうか?
勉強について、子供に責任を課すのではなく大人も真剣に学びに関して考えないといけないと私は思います。