塾長ブログ

子供達の学力低下が顕著になっています。

お世話になっております。
大学受験指導塾STUDY STUDIO代表の服部 智仁です。

暑い日が続いておりますので、体調管理には気を付けて過ごしたいものです。
そんな事行っている私は農作業に勤しんでおりまして、すでに2回ほど軽い熱中症にかかっていますが…。
夏合宿、夏期講習、キャンプ、自然教室。
花火、プール、お祭りなどなど。
皆様にとって、今しか経験出来ない今年の思い出を大切な人たちと過ごす夏になってくれればと思います。

さて先月、文部科学省による全国学力調査テストが実施されました。

<令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料>
https://www.nier.go.jp/26chousakekkahoukoku/index.html

数字だけでは解る事は案外少ないものです。
ですが、教育者として子供達と対峙していると「自己表現力の低さ」を憂う事が多々あります。
それはこの学力調査でも顕著に表われており、文章問題の正答率や国語力の低下がそれに関与しています。

あるメディアではそれを特集してましたので添付させていただきます。

<「1,2,3,4,5,6,7,8,9の中で素数だけ選べ」中学生の7割が誤答。全国学力調査で見えた“いまの子ども”に足りない力/大人だって、あやしい? 「にやける」の本来の意味を9割が誤答>
https://www.msn.com/ja-jp/money/%E5%85%A8%E8%88%AC/1-2-3-4-5-6-7-8-9%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7%E7%B4%A0%E6%95%B0%E3%81%A0%E3%81%91%E9%81%B8%E3%81%B9-%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE7%E5%89%B2%E3%81%8C%E8%AA%A4%E7%AD%94-%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%9F-%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82-%E3%81%AB%E8%B6%B3%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%84%E5%8A%9B-%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%A6-%E3%81%82%E3%82%84%E3%81%97%E3%81%84-%E3%81%AB%E3%82%84%E3%81%91%E3%82%8B-%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%9D%A5%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%82%929%E5%89%B2%E3%81%8C%E8%AA%A4%E7%AD%94/ar-AA28DtEl?ocid=winp2fptaskbar&cvid=6a750454e48f4e8fa2602ca0f83af040&ei=34

当たり前のように使っている言葉もその意味を間違って使用したり。
「抜き出せ」は出来るのに「○○字以内で答えよ」となると解答を書けなかったり。
「抜き出せ」が得意なら洞察力があるのかなと思いきや、数学の文章問題は殆ど正解しない。
まるで「何の能力を鍛える為に勉強しているのか」が解っていない子供の学力の様です。

この記事ではこのような内容を述べています。
『2026年7月に公表された文部科学省の全国学力・学習状況調査(令和8年度)では、中学3年生の数学の記述式問題で、平均正答率がわずか39.6%。なかには正答率34.5%、無解答率39.0%という問題もありました。選択式(59.6%)、短答式(64.6%)と比べても、「自分の言葉で書く」という段階で子どもたちがつまずいている実態が浮かび上がっています。』

私が気にしてほしいのは「記述式の正答率が4割切っている」事と「無回答率が4割に迫る問題もある」という事です。
これは今年に限った事ではなく、毎年少しずつ増加してきています。
これがどのような事を意味しているのか?
教育者である私達は真摯に受け止め考えないといけないと考えます。

まず注目してしまうのが「選択式と短答式の正答率の高さ」です。
一見いい傾向の様に思われがちですが、それは誤解です。
これが指す意味、それは「与えられる事なら6割程度出来ますよ」という意味です。
私からすると「誰かに指示されないと出来ないのに、それすらある程度しか出来ないのか」と感じてしまいます。
確かに実際の社会はそのようになっています。
「指示待ち」の若者が多く、自主的に動ける若者が寧ろ「特別な人間」となり神格化してきている。
それがますます浸透していくと「普通=出来ない人間」となって惰性的に生きるつまらない世の中になりそうで怖いです。

次に「自分の言葉で書く」、つまり自己表現の段階で子供達が躓いているという実態です。
これは正直、大人のせいだと私は考えます。
その理由は、大人が「あれしなさい、これしなさい」や「あれはダメ、これはダメ」と自らの経験に基づいたベストを子供に強いるからです。
私は思います。
「あなたはそんな神様みたいに万能な存在なのですか??」

子供は大人のモルモットではありません。
自ら考え自ら行動出来る。失敗する事の方が圧倒的に多いと思いますが、そこから知恵をつけて強くなっていきます。
その機会を大人が逃させてはいけません。
例えば、宿題。
宿題も最近では答えつきで出題する事が多いですが、それだと「答えを写す」という誘惑に子供は負けてしまいます。
これを「自分では解けない問題を1題解いて提出する」という宿題にしたらどうでしょうか?
子供は絶対に間違えるか、0点にはならないように大人を頼ったりします。
これは一見、「宿題」という強制的な課題によってもたらされた受動的行動のように伺えますが、「子供が自ら何とかしよう」と行動する事が必須になるので能動的行動を宿題でもたらす事ができます。

これは学校や家庭だけでなく、塾でも大きな影響を受けます。
殆どの学習塾は子供の能力を低い状態から高い状態に上げようとします。
ですが、それは非常に難しい事である事をご存知でしょうか?
その理由は「難しい事を教えない」からです。
学力を上げる為には個々の壁を乗り越えていかないといけませんが、その壁を越える道具をもらえないのです。
ではどうすれば子供達の学力が挙がるのでしょうか?

STUDY STUDIOでは学力の成長速度はマチマチでも、皆が同じ知識を共有し学力を伸ばしています。
それは私の1つの信念に基づく指導「どの学生も必要な基礎知識は等しく丁寧に教えるべき」と考えるからです。
当校で教える基礎知識の「東大・京大用」や「私大用」なんてものはございません。
全員に等しく同一の内容を教えます。私が教えようが他の講師が教えようが皆が同じ指導が出来るように研修をしています。
受験生各々で異なる知識は各コースや個別指導でじっくり指導を行い、専門の講師が担当する様にしております。
その結果、当校の生徒で「自分の言葉で書く」のが者はいないと自負しています。

勉強は教え方1つで世界が変わると私は考えています。
99%の学校・学習塾・予備校が当てつけの詰め込み学習を余儀なくします。
その結果、勉強をつまらないと感じてしまい意欲的に学ぼうという感情はどこかに置いてきてしまいます。
その描写が学力調査結果から伺えるのです。
なら、これからの学習はどのようにしていくべきなのでしょうか?
当校の様に「与える指導は丁寧に」そして「与えない指導は自由に」が必要なのかもしれません。

STUDY STUDIOのfacebookページはこちら
ENAGEED
特別合宿スケジュール

生徒ログイン

お問い合わせ