塾長ブログ

就職するのに最も大切にすべきこと。

皆さん、お世話になっております。
STUDY STUDIOの服部 智仁です。

本日は現在、学生の就職動向についてお話ししたいと思います。
ある調査では、学生が就職先を決定する際に重要とするものとして
①上場・非上場
②給与・福利厚生
③成長性
という結果を発表しています。
更に、新卒生の1年以内の離職率が8%、3年以内の離職率が20%であることをご存知でしょうか??
これは10年程前に比べて随分下がってはいますが、その理由には大きな変化があります。
10年前は…
①人間関係
②残業
③やりがい
などが当てはまっていましたが、昨今の離職理由は…
①人間関係
②やりがい
③成長性
となっています。
なんかおかしくありませんか??就職理由も離職理由も「企業の成長性」になっているんです。
つまり、学生と企業のマッチングが成り立っていない事になります。

昨今では、新入社員に対してまるでお客様の様にあしらうホワイト研修で離職を妨げる傾向があります。
大手企業ほど充実した研修制度を整えて、長期的なキャリア形成を設計しています。
しかし、実はここに問題があるのです。
この体系を望んでいるのは言わば「お荷物社員予備軍」であり、楽して稼ごうという思考の社員たちです。
残念ながら、最近の学生達はやる気で満ち溢れてるので、このような事を望んではいないんです。
だから、意欲がそがれてしまうんのです。

学生達が求めているのは「頼りになる先輩・上司」です。
実は、出世が速い社員の特徴として「上司に恵まれている」というデータがあります。
出来る上司の下で教育をうけると、新入社員は成長が速く、早い段階で企業にとっての戦力となります。
逆に出来ない上司の下で教育をうけると新入社員の成長が遅くなり、お荷物社員となってしまいます。

では、仕事が出来る社員とはどのような社員でしょうか?
どの業種でも共通で「利益を上げる事が出来る社員」です。これ一徹だと思います。
利益を上げる為には、「市場調査・営業・顧客管理」が必要ですよね。
最近では研修を充実させている為、管理業務に精通した社員の育成はできるものの、しれは営業体制が整っていて
初めて利益を生むものでまずは現場を知る事が重要ですが、それは激務となってしまうので離職を恐れて現場を重
要視しない企業が多くなっています。

残念ながら、やる気のある新卒社員は充実した研修より自己のスキルアップと挑戦を求めているのではないでしょうか?
だから、実力のある先輩・上司との出会いを企業は提示するべきなのです。
更に、中間管理職お現場での新入社員育成研修を充実させるべきですよね。

もちろん、実力のある社員はいわゆる「デスクワーク」で売上が上がるとは思っていないでしょう。
そこに新入社員が成長する第1歩が眠っていると思います。

学生達はまずインターンシップなどを活用して、そこで働く先輩たちの行動をしっかり見てみましょう。
そして、その職場には自分が成長出来る環境(チャンス)は整っているのかを精査して下さい。
就職とは企業が学生を採用する事ではなく、学生が企業を選別する事です。
自分が輝ける環境を探す手助けをする準備をこれからも当校は続けていこうと思います。

STUDY STUDIOのfacebookページはこちら
ENAGEED
特別合宿スケジュール

生徒ログイン

お問い合わせ