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2022年 大学入試共通テスト 物理の分析結果をご報告いたします。
全体のレベルは例年通りで、然程難しいとは感じませんでした。
問題を先入観ではなく、主語と目的語に注目して解答を考えるとよい問題が多数ありました。
「〇〇が△△を」に注目するのは物理の基本です。
「ばねばかりが」や「力学台車が」を早とちりすると作用・反作用を間違えてしまい間違って
しまう問題でした。
計算させる問題よりも物理公式が表す量的関係から物理現象を考える傾向が強く、共通テスト
を感じさせる問題でありました。
物理公式が表す比例・反比例をグラフ化、もしくは公式を変形して導かれる物理量が表す変化
を計算なしで理解できるように勉強するとよいかと思います。
予想平均点は60点です。
第1問の問5と第3問・4問は当校の高2生でも解答できませんので、現在高2生の目標点数は40点
程度であると思います。
力学をしっかり理解して、今回あまり出題されていない熱や波動に関しても盲点にせずしっかり
勉強してください。
以上です。